3/20(土)にダイマックス禁止の仲間大会を開くためダイマックスがない環境での上位ポケモンの運用を個人のピックアップで説明する考察記事。
今後のシリーズでダイマ禁止環境を期待していたがシリーズ7に戻るようなのでこの大会限定になってしまうがよければ参考にしていただけるとありがたい。
https://twitter.com/ex_depression/status/1362024007139135488?s=19
※以下画像はポケモン徹底攻略より引用
ミミッキュ
アタッカーは間違いなく一番大きな弱体化を受ける。このポケモンが強かった要因は一発攻撃を無効化して攻撃を上げることができるのに微妙な火力はZワザやダイマックスで底上げできる点。
技の威力を上げる手段さえなくなってしまえばドヒドイデやカバルドンレベルの物理受けでなくとも余裕で受け出すことができる。見かけたら物理受けと身代わり、呪い、鬼火、電磁波、トリックなどの絡めてに強いポケモンを並べておけば脅威にはならないと思う。
エースバーン
火炎ボールや飛び膝など元々威力が高い技を得意としていて、スカーフやタスキなどダイマなしでも戦える型もあるのでミミッキュと比べるとまだアタッカーとしてはやっていける方。
しかし飛び跳ねるや不意打ちなど気軽に打てない技をダイマして使えなくなったので実質的に技範囲が狭まり受けが成立するポケモンが増えたことが向かい風。6世代のゲッコウガポジションに落ち着きそう。
サンダー
常に命中不安の暴風と付き合うことになるのは心臓に悪いが元々タイプと種族値で戦っていたポケモンなのでアタッカーも受けもまだまだ優秀。むしろダイマックスがなくなり接触技を受ける機会が多くなったおかげで静電気を引きやすくなったのは追い風。
ランドロス
ただでさえ技没収の被害が大きかったのにダイジェットが使えなくなってしまったことで攻撃性能がかなり落ちてしまった。とんぼ返りはほぼ標準搭載になりサイクルパにして組み込まれなくなると予想。
カプ・レヒレ
耐性が優秀で積み、崩し、サポート全てできてダイマしなくても戦えたので安泰。多くなるであろうウーラオス対策として引き続き使われそう。
ウツロイド
メテオビーム型はパワージェムと両立しないと安定しなくなる。それ以前に抜き性能が落ちて使用率が高くなりそうな物理ポケモンにあっさりやられてしまいそう。
テッカグヤ
ダイジェットができなくなり従来の宿り木陰キャ型がはびこりそう。ヘビーボンバーが使いやすくなったがウーラオス意識でエアスラッシュ搭載はまだまだ存在すると思う。
バシャーモ
ダイウォールを失い守るが再び標準搭載に。インファイト習得で安定性が増したとはいえ耐久に難ありで水ウーラオスに弱いので使いこなすのは難しそう。
ウーラオス
ダイマなしで高火力が叩き出せる上ダイジェットがあった環境でも現役だったためなくなればかなり使いやすくなるだろう。水ウーラオスはゴツゴツメットの存在に注意しなければならない。
ゴリランダー
ウーラオスと同じくダイマなしで高火力を出せてダイジェット廃止の恩恵を受けることができる。基本的にやることは変わらなさそうだが地味に猫だましが使えるので対面性能も向上。
カバルドン
奇襲のダイマックス技を警戒する必要がなくなったので間違いなく安泰。ゴツメ型の復刻もありえる。ただし受け対策の挑発、ラムの実、こだわりトリックが今まで以上に多くなりそうなので逆起点にされないよう注意。
ポリゴン2
こちらも受け攻め両方優秀で安泰だが格闘やこだわりトリックの増加を警戒しなければならない。
ドラパルト
物理のゴースト技がダイブしかないので特殊メインの運用になるが数値受けが厳しいところ。
カイリュー
まともな飛行物理技習得とあつぞこブーツの登場で龍舞エースも鉢巻アタッカーも耐久もなんでもこなせる。神速も使う場面が増えると予想。
霊獣ボルトロス
ダイマと相性がよくなかったので使いやすくはなすはず。ウーラオスやサンダーなど仮想敵は変わらず受け崩しもできる。
ガブリアス
ミミッキュの弱体化でおそらく使いやすさが桁違いに上がると思う。ウーラオスやサンダーなどの上を取ることができるS102がようやく機能するようになりスケイルショットで全抜きも可能になった。6世代ぶりに使用率が伸びることを願う。
構築を組むにおいて
火力デフレが起きて受けが増殖する未来が見えるので「挑発」「こだわりトリック」「一撃必殺」など崩し手段を多めに用意して構築を組むことが好ましい。
また「猫だまし」「アンコール」「道連れ」などダイマックスに対して無力だった技の活躍機会もあるので時間があるなら既存ポケモンが過去の世代でどのような型で使われていたかを調べておけば初見殺しを回避できるかもしれない。