剣盾ランクマッチシーズン10使用構築 能力上がったジャラランガなら使用率トップ10全員に勝てる説 (最終66位 レート2084)

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コンセプト
初手ダイマ対面構築。初手ダイマを切っても切らなくてもいいので数的有利を取りタスキランクルスをトリルを張り裏のエースで切り返す。

構築経緯
シーズン中盤までリアルの事情でランクマにほとんど手をつけていなかったがなんやかんや時間があるときにやってしまうので今回は久々に自分が使いたいと思ったポケモンでやる方針で行くことにした。そのポケモンジャラランガ、自分が某ゆっくり実況のファンであり実は7世代でもSMであと少しのところで2000に乗りそこねたりUSMで龍舞ドクZという地雷型で2000に乗ったり思い入れのあるポケモンだったのでまたこのポケモンと上を目指したいと思い構築を組み始めた。上位のフェアリーやダイジェッターが禁止になって実際に戦いやすくなったのではと思い使い始めたが現実はそう甘くはなく相変わらず弱点がメジャーで上位のパッチラゴン、アシレーヌリザードンなどにあっさりやられ火力も中途半端なので使い道に困っていた。最初はアシレーヌなどのフェアリーを全力でカバーすべくヒトムドヒドナットと組ませてジャラランガ自身は龍舞エースにしていたがあまりにもパーティパワーが弱かったため改めてどうすればマシな使い方ができるか考えた結果無駄に高い耐久とメジャーな弱点を生かして弱点保険ダイマックス型で使うことにした。実際に使用率トップ10を見てみると上手くいけば全員保険が発動したダイマジャラランガで全員倒せることがわかったのでこの型を軸にした対面構築を作ることにした。今まで初手ダイマの対面構築で良い結果を残したことはないのだがこれ以外に型を考える余裕がなかった。ひとまずどういう形の対面にしようか考えた結果ステロでタスキを潰されず確実にトリックルームを張ることができがむしゃらで裏のトリルエースのサポートやターン枯らしにも隙を見せないランクルスが面白そうだと思い初手ダイマ+トリルエースを基本選出にした。トリルエースはダイマを切っても切らなくても火力があり動かしやすいポケモンということでチョッキを持たせて安定感を増やしたマリルリと受けループに強いアローラガラガラを選択。第2のダイマエースとして耐久に振ったスカーフポリゴンZ。残りはウーラオスに強くオーロラベールで相手のダイマをやりすごすこともできるアローラキュウコンにした。

パーティ紹介

ジャラランガ
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182(252)-170(196)-145-×-125-113(60)
皆さんご存知600族の恥と呼ばれておりこのパーティの軸。前述した通り弱点を誘いダイマックスして保険を発動させ荒らしていくのが役割。マリルリ以外に物理フェアリーがいないことから特殊フェアリーに対してはダイアースから入ることでフェアリー技を6割程度のダメージで抑えることが可能。誘うアシレーヌもひかえめスカーフかメガネ以外ならダイアースから入ることで対面から勝つことができる。素早さ操作ができないため安定はしないがフェアリーがいなかったり遅めのポケモンが多いパーティにはかなり刺さるポケモンだった。

アローラキュウコン
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CS252H4
ウーラオスが憎かったので採用。壁貼りで相手のダイマをやりすごす目的としても入れたが役割破壊もできるように珠と悪の波動を入れた珍しい構成になっている。この枠はコロコロ変えていたが最後までしっくり来るものが見つけられなかった。アシレーヌマリルリが重すぎるのでモロバレルも試したかったが時間がなく断念。

ランクルス
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217(252)-×-96(4)-194(252)-105-31(個体値1)
個人的にミミッキュよりトリルによる切り返しが強いと思っている。ステルスロックを巻かれても特性でタスキを削られず確実にトリックルームを展開することができる。がむしゃらも使えるため裏のサポートやターン枯らしにも刺さり使っていてすごく楽しいポケモンだった。ただウーラオスの不意打ちが厄介だったのにそれを透かしつつ倒せる砂嵐やあられなどを覚えなくてそこだけ苦しかった。

ポリゴンZ
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161(4)-×-119(228)-198(196)-96(4)-120(76)
地雷すぎる初手ダイマ枠。防御に厚くダイマ状態で陽気ウーラオスインファイト+不意打ちを確定で耐える。ドラパルトやエースバーンなどがおらずSラインがかなり低めになったので耐久、火力、素早さを両立したシリーズ6ならではの型。ノーマルが一貫しているパーティなら雑に1体持っていってやられそうになる前にダイウォールでダイマ解除から破壊光線で致命傷を負わせられる。ゴーストにダイアタックを透かされてダイマターンが枯れても仕事できるのが強み。ただ雑に切ればいいわけではなくダイマを切らずに突破できそうなときや初手ダイマ対決で負けそうな対面の場合は素で破壊光線を放ち有利な状況を取れば裏のトリルエースにダイマを温存することができる。初手に出てくるアローラキュウコンはほとんど破壊光線で出落ちにさせた。ダイソウゲンはドサイドンなどや裏にゴーストがいるときの中間択として重宝した。

マリルリ
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205(236)-112(252)-101(4)-×-102(12)-71(4)
トリルでもサイクルでも使えるポケモン。思いサザンドラアシレーヌに安定するためのチョッキ持ち。偶然にもランクルスとのポヨポヨコンビが完成した。

アローラガラガラ
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HA252B4
主にトリルから繋いでお掃除するのが役割だが受けポケモンが多めの場合は素で出すこともある。石頭による無反動フレドラが爽快感抜群、無論対受け構築に対しても体力を温存できるのが強み。

基本的な選出パターン
ジャラランガorポリゴンZ+ランクルス+トリルエース:初手で一体持っていってあわよくば後続にも負荷をかけてからトリルを張りエースに繋ぐ。

ポリゴンZ+マリルリ+ガラガラ:受け攻めスイッチなどはこれ。相手の初手ダイマ要員を破壊光線で削りマリルリでいなしてからガラガラで一掃する。

キュウコンは刺さりが良さそうなときに出した

苦手なポケモン
ガラルサニーゴ:ジャラランガマリルリじゃまず突破不可能なので上手くトリックで無力化やガラガラで貫きたい。

モロバレル:マリルリが選出しづらい。

スカーフアシレーヌ:ジャラランガをいじめる犯罪者。いつ誰が流行らせたのかがすごく気になってる。

結果
TN とぅいーじー 最終66位 レート2084
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反省
サブロムはジャラランガの枠を弱点保険ウーラオスにして8世代で初めて100戦以内で2000に乗れましたがそこから思うように勝てず捨てるはめになって最終日は1ロム特攻しましたがなんとか下振れる前に最終2桁のラインで終わることができました。最後までこのポケモンを使おうってなったのはかなり久しぶりで勝ちきることができてよかったと思っています。一方でこれ以上の高みに構築的にもメンタル的にも行けなかったのは自分の実力不足のせいでもあります。なにより今期は中盤まで全くやる気が出なかったこともあり本気で取り組むこともできなかったのでこの順位は妥当だと考えています。今回はまだやる時間があったおかげで結果を残せましたがまだまだリアルの方もやることが多く冠の雪原も来るので10月は本気になれるかわかりませんがこれからも時間に余裕ができたらもっといい結果を残したいと思っています。シーズン10お疲れ様でした!

Special thanks
ジャラランガを提供してくれたハヤトさん
キュウコンを提供してくれたガーダシルさん

Twitter→@ex_depression