剣盾ランクマッチシーズン3使用構築 多種展開スタンwith羊 (最終50位)

f:id:arandorosu:20200301080744j:plain
コンセプト
壁、ステロ、バトンなどあらゆる方法で展開して勝利に繋げる。いざとなったら零度や後攻の尻尾トリックによる切り返しも可能。

構築経緯
対面一筋だった前期とはうって変わって今回は展開構築を組むことに。なにかいい切り返しや起点作成要因がいないか探ったところ後攻の尻尾オーロンゲがハマりやすかったので採用。無双役には突破力が高いだけではなく50%急所により積み合いや崩しも強引に突破でき上振れが狙える強運トゲキッス。初手ダイマックスからトリル展開で切り返す構築に対して特殊相手ならやりあえて積み技を持たずとも受けも崩せるチョッキラプラス。安定したステロ要因として型破りドリュウズ。ここまでカビゴンなどの数値受けが重く、またなにかユニークな展開ができないか考えた結構バトンタッチバイウールーを入れた。最後の枠は龍舞珠ドラパルトを使っていたがいまいち刺さりどころがわからず欠伸ループを抜ける方法がない、呪いミミッキュと一緒にいるカビゴンがキツい、ピクシーやニンフィアなどの高耐久フェアリーが重いと感じたので最終日直前にラムビルドエースバーンを投入した。

パーティ紹介
エースバーン
f:id:arandorosu:20200301083843j:plain
ようき もうか ラムのみ
かえんボール とびひざげり とびはねる ビルドアップ
163(60)-163(212)-96(4)-×-102(44)-178(188)
最終日の数日前に急遽入れたポケモン。フェアリーへの耐性が上がりミミッキュカビゴンに対して強くなれるようにビルドアップ、状態異常特にあくび対策にラムのみを搭載。リフレクターが残っていればビルドを積んで体力を多めに残せたりダイマックス技のバフ効果で不意に無双できたりとびはねるで相手のダイマックスターンを稼いだりと期待以上の活躍をしてくれたが技を外した試合も多く命中安定で固めていたこの構築に泥を塗ってしまった。

ラプラス
f:id:arandorosu:20200301083858j:plain
ひかえめ ちょすい とつげきチョッキ
225(156)-×-106(4)-150(252)-116(4)-92(92)
うたかたのアリア フリーズドライ 10まんボルト ぜったいれいど
対特殊&受け兵器。火力は低いが持ち前の特殊耐久と一撃技で対面突破が役割。潤いボディが欠伸対策にならないと知り泣く泣く貯水にしたがバイウールーで身代わりバトンする際に相手がドヒドイデなどの耐久水なら逆に体力を回復して降臨できたり熱湯火傷の心配がない点はgood。重いミロカロスを完封できるので見かけたら必ず選出した。

オーロンゲ
f:id:arandorosu:20200301083908j:plain
わんぱく いたずらごころ こうこうのしっぽ
201(244)-140-111(124)-×-113(140)-80
トリック ソウルクラッシュ リフレクター ちょうはつ
リフレクターやソウルクラッシュによる起点作成や尻尾トリックの切り返しができる万能ポケモン。基本的にどんなパーティにも出せるくらい汎用性が高かった。尻尾トリックで相手のトリルや積みエースを機能停止にできたことが何回もあったため環境的に刺さっていたと実感した。リフレクターや挑発のターン管理が難しかった一面もあったがこのポケモンのおかげで勝てた試合が多かったので間違いなくパーティのMVPだと思う。

トゲキッス
f:id:arandorosu:20200301083918j:plain
ひかえめ きょううん ピントレンズ
173(100)-×-115-180(188)-135-128(220)
エアスラッシュ マジカルシャイン かえんほうしゃ わるだくみ
命中安定技で構成され行動不能ではなく火力による運ゲーで貫くローリスクハイリターンエース。このポケモンを完封できるポケモンが少ないため選出率も高めで厳しい局面も急所で突破してくれるため最強の上振れエースだった。

ドリュウズ
f:id:arandorosu:20200301083930j:plain
ようき かたやぶり きあいのタスキ
185-187(252)-81(4)-×-85-154(252)
アイアンヘッド じしん がんせきふうじ ステルスロック
現環境で数少ないスペックが高いタスキステロ要因。特に語ることはないが相手のパーティによってはダイマックスもする。選出するときは最低でもステロを撒くか相手の素早さを下げて出落ちしないことを意識した。

バイウールー
f:id:arandorosu:20200301083941j:plain
わんぱく もふもふ カムラのみ
176-(228)-100-132-×-126(124)-128(156)
みがわり ボディプレス コットンガード バトンタッチ
面白展開枠。一回のコットンガードともふもふで身代わりが余裕で残るくらい接触物理のダメージを抑えることができるので物理多めのパーティには積極的に出した。たった2回積むだけで防御が最大まで上がるためボディプレスとの相性が非常に良い。苦手な相手がいなくなればこのポケモンで一掃することもできた。またとくぼうにも厚くドヒドヌオーの熱湯を耐えるため受け構築にも身代わりを残したままラプラスキッスにバトンして崩壊できる。苦手な相手は非接触炎はもちろんだがゴースト3強や高耐久フェアリーも厄介。身代わりを貫通してくるすりぬけドラパルト、ラスターカノンがあったら安全にバトンさせてくれないギルガルド、呪いで妨害してくるミミッキュとこの3匹にはめっぽう弱い。またニンフィアハイパーボイスで身代わりを貫通しピクシーも天然だとボディプレスも全然聞かないため選出しづらかった。

選出パターン
オーロンゲ+トゲキッス+エースバーンorラプラス:オーロンゲで起点を作りトゲキッスをさしていくが相手も易々を通してはくれないため思いポケモンにはエースバーンやラプラスで圧力をかけていく。

ドリュウズ+オーロンゲ+トゲキッス:ドリュウズのステロとオーロンゲのダブル起点作成を駆使してトゲキッスをさしていく。

ドリュウズorオーロンゲ+トゲキッス+バイウールー:バイウールーバトンが通りそうな構築(苦手なゴーストが少なめ)にさしていく。ステロが必要かどうか、尻尾トリックで足を奪いたいポケモンがいるかどうかで初手の起点作りを決めていく。

重いポケモン
カビゴン+強力なゴースト:先ほども話したがカビゴンに唯一有利を取れるバイウールーがゴーストに弱いためかなり厳しい。ラプラスで零度を当てる、キッスで強引に突破するなど無茶をすることもあった。エースバーンもビルドを入れているとはいえやはり耐久が高くないので取り巻きによってはそううまくは突破できない。

天然ピクシー:勝率がとてつもなく低い。キッスの能力アップを防いでくるのはもちろんバイウールーにもスキを見せないためかなり辛かった。

タスキホルード:先制技を誰も入れていないため安全に処理ができない。

終結
TN とぅいーじー最高27位最終50位
f:id:arandorosu:20200229210059j:plain

反省
今回は前回の反省をふまえてきちんと最終日に2ロムを用意しまずは目標の順位まで上げ動かすロムを入れ換え最終2桁が保証できる行動をしたのでこれは今後のシーズンも活用していこうと思う。問題だったのはまた下振れが起きてしまったこと。23時くらいにメインを27位まで上げサブを動かしたが停滞しさらに用事があり4時間ほど手を止めていた。再開できたのは終了3時間前で放置している間にメインがかなり落ちていたので急いでサブを2桁に復帰させようとするも負けが重なり時間的に2桁に戻れなさそうなところまで落ちてしまったので撤退。一方メインも終了1時間前のところで更新してみると79位というワンチャン2桁から落ちそうなところまで下がっていた。自分としては最終が2桁ならなんでもいいという目標に最初していたが落ちるかもしれないというのを恐れていたのとギリギリ2桁では締まらないというプライドが重なり勇気を出して潜りなんとか勝つことができた。1時間前のことなのでそこからもっと勝っていれば満足できる順位になったのかもしれないがサブが爆死し溶かすことを恐れていた他このシーズンでの目標は最終爆死を回避し2桁で終わらせてメンタル強化し今後のシーズンに繋げることだったのでこの行動に関しては悔いはない。また構築もかなり流行していたミミッキュカビゴンやピクシーに弱かったので下振れが起きる前に止めたのは正解だと思ったしまだまだ自分の構築力が低いことも思い知らせた。

おわりに
ようやく最終2桁で終わらせることができたのでこれからはこの結果をバネに積極的に最終上位を目指しにいきます。シリーズも一新し環境が変わるのでモチベを保ちつつ強い構築を作って頑張っていきたいです。この構築のレンタルパーティもシーズン4以降に対応しラプラスをキョダイ個体にしたので興味ある方は使ってみてください。シーズン3お疲れ様でした!

Twitter→@ex_depression