コンセプト
ギャラドスを軸にサイクルを回したりミミッキュエルフーンによる詰め筋や対面突破も狙う
構築経緯
シーズン中盤でダイジェットしたエースバーンの上から鬼火を打てるスカーフ鬼火ドラパルトに興味を持ちそこから構築を組み始めた。エースバーンの対策を鬼火だけに委ねるわけにはいかなかったので威嚇ギャラドスを採用。保管としてギャラドスと相性がいいナットレイとヒートロトムも入れた。このメンバーでは受け崩しに欠けるがあまりピンポイントな型を連れていくと汎用性が低いことを実感してしまうので無難に圧力をかけることができる最速珠ミミッキュを入れた。最後にギャラドスが苦手な水ロトムに強く初手に出てくるドラパルトに比較的安定し強引な崩しや切り返しもできるタスキ枠としてエルフーンを採用しパーティが完成した。が、終盤になるにつれてスカーフドラパルトの選出率が減り役割を見失ってしまったので最終日に急遽ドヒドイデをメタった型に変更した。中盤はスカーフ鬼火が面白いほど刺さったのにラムエースバーンも増えたため当初のコンセプトが崩壊してしまったのであった。
パーティ紹介
ドラパルト
177(108)-×-114(148)-121(4)-96(4)-213(252)
(実際に使ってたやつは努力振りミスってます)
変更前は陽気AS252スカーフアローダイブ蜻蛉鬼火
最終日にドヒドイデに苦しめられたため変更した型。変更したとはいえ選出率が一番低いことに変わりはなくドヒドイデを含む受けが多めパーティに出していた。活躍はそこそこしたがやはりドラパルトの型が最後までしっくりこなかったのが惜しかった。(この型に変えた瞬間ドヒドイデが冷凍ビーム打ってきて真顔になったのは内緒)
ミミッキュ
AS252H4
昔ながらの珠アタッカー。エースバーンの登場などでミミッキュ事態の対策が厚くなり前のようにとりあえず投げておけば仕事してくれるわけではなくなったがアッキ持ちが増えた環境の中で珠による超火力で圧倒した場面も少なくはなかった。当然相手にするミミッキュもアッキ持ちばかりだったため上からダイブが通り放題だった。エルフーンの追い風を利用してダイジェットアタッカーの上からダイブしてダイマターンを枯らす芸当を決めたときの爽快感はなかなかのもの。
エルフーン
135-×-105-141(252)-101(44)-163(212)
がむしゃらによる崩し、追い風による展開操作と切り返し、対面突破も可能なタスキ枠。有利な相手は少ないが対面処理に成功すれば追い風をして裏に繋ぐことができるので汎用性はかなり高かった。特防に少し振っているのはアシレーヌのムンフォアクジェ耐え意識。扱いは難しかったが上手くハマればイージーウィンを持ってくることができるポケモンだった。
ギャラドス
191(164)-171(84)-100(4)-×-121(4)-133(252)
このパーティの軸。エースバーン入りには極力選出するようにしている。最初はダイマックス環境で龍舞を積む暇はあるのかという意見を持っていたが威嚇のおかげで物理攻撃のダメージ抑えることにより積むチャンスができたことを実感した。タイプ一致のみの2ウェポンはダイマしないときに使いづらさが目立ったが挑発も役に立った場面は多かったのでこれで完結してると思う。
ナットレイ
HB252D4
ギャラドスと相性がいいポケモン。前までは炎技持ちが多いとビビって選出するのをためらったり守るのタイミングで交代されるのが嫌だったりこのポケモンを上手く扱えない悩みを抱えていたがなんやかんやで使い方を理解しダイマターン枯らしや持久戦に持ちこむ扱いができるようになった。ジャイロ1ウェポンなので相性が良い相手でも起点にされないよう注意した。
ヒートロトム
151(204)-×-127-172(252)-127-113(52)
ギャラナットと相性がよくトゲキッスやリザードンなどの一貫を切る枠。エルフーンと合わせて祈りながらドラパルトも見ていた。数少ない特殊アタッカーということもあり選出率も高め、特殊同士の打ち合いに貢献してくれた。終盤に増えたスピンロトムに強かったのも高評価。
選出パターン
エルフーン+ミミッキュ+ギャラドス:初手エルフーンで様子見をし対面突破や追い風をして裏のポケモンに繋げる展開
ヒトム+ギャラドス+ナットレイ:それぞれの相性を補ってサイクルを行う選出。
ドラパルト+ギャラドス+ヒトム:受け寄りのパーティに対する選出。ドヒドイデの前で身代わりを貼りバトンしてギャラドスで積んだりヒトムで圧力をかけていく。
苦手な並び
エースバーン+水ロトム+ナットレイ:ナットレイを楽に処理できるのがヒトム、エースバーンにはギャラドスだが水ロトムがいるだけでギャラドスとヒトム両方選出させるか悩ましくなってしまう。
ドヒドイデ+ピクシー:両方を一撃で倒す方法がないのでかなり手こずる。
最終結果
TN とぅいーじー 最終19位(2104)
TN Erwin Smith 最終25位(2095)
おわりに
今期は瞬間最高順位を更新(2位)し密かに目標にしていた最終30位以内を達成しさらに2ロムとも高成績で終了させることができてとてもいいシーズンでした。最終日で6連勝した影響で緊張もさほどしなかったしメンタル面も強くなった気がします。今回の結果でかなり自信がついたので新環境でもいい結果を残せるように頑張ります!シーズン7お疲れ様でした!
Twitter→@ex_depression